コラム

アパマンのスプレーノルマを教訓に、会社がノルマを課すのを法律で禁止しないと死人が出るよ。

アパマン 消臭・抗菌代

あ、どーもサンタク(@santaku817)です。

北海道で起きたガス爆発の真相が明るみに出てきましたね。

記事の要約
  • アパマンには、賃貸契約の際に消臭・抗菌代のオプションをつけるノルマがある
  • 消臭スプレーの製造販売元はアパマン関連会社の「ヘヤシュ」役員にはアパマン社長の名前も
  • スプレー缶がたまると本部社員から怒られる

まあひどい企業体質ですね。

あれ、この構図どこかで見たことあるな…。

あ、新聞屋だ!

そうです。元新聞屋のぼくは、新聞の押し紙と同じようなものだと感じたので、アパマンの「スプレーノルマ」について少し調べてみました。

アパマンの消臭・抗菌代とは

まず、スプレーノルマの話の前に『消臭・抗菌代』について説明しておきますね。

ぼくはアパマンで賃貸契約を結んだことがないから直接見たことはありませんが、アパマンでは賃貸契約を結ぶ際に『消臭・抗菌代』というオプションをつけることがノルマになってるようです。

消臭・抗菌代なんていう項目が見積もりに記載されていて、しかも代金が数万円となると、一般的な感覚で言えば専門業者の作業だと思いますよね?

これ、アパマンの社員が消臭スプレーを部屋に撒いてるだけなんですって。

市販で売ってるファブリーズのようなものを大量に部屋にまくだけで数万円の請求…。

ちょっとにわかには信じがたい話ですが、こんなことがまかりとおってるんですね。

アパマンではスプレーの仕入れ本数が多い店が表彰される


単純にスプレーの仕入れ本数=消臭・抗菌作業数とはならないはずなんですよね。

それなのに表彰制度があるということは、企業としては儲けが出ればいいという考えを露呈してしまったことになります。

これ、新聞屋にも似たような制度があって、そのせいで『押し紙問題』が発生してます。

押し紙は販売店経営者から金をむしりとるだけじゃなく、折り込み広告を出してくれるスポンサー企業を騙してるのと同じことなので、早急に改善するべき。

新聞社がやってることは立派な詐欺ですよ!

話が逸れてしまいましたが、表彰とかノルマとかやるからガス爆発が起きるんですよ。

なぜ今回ガス爆発を起こした北海道のアパマンが、大量なスプレー缶のガス抜きなんてしてたかは、次の項目で説明しますね。

アパマンの消臭・抗菌代は施工されてないこともあるから気をつけろ!

アパマン スプレーノルマ

アパマンの消臭・抗菌代は1万円~2万円が相場らしいのですが、これが契約してお金だけもらって、実際に施工してないこともあると元従業員の人が語ってます。

会社では、サービスがどれだけ行われたかを確認するため、空になったスプレー缶を回収していたという。しかし、繁忙期などには、お金を取っても作業をするのを忘れることが結構あるとし、その場合は、使い切ったように見せるため、ガス抜きをしていたこともあると話していた。

うわ!これはひどい!

ぼくはもともと消臭スプレーなんかで部屋の独特なニオイがとれるとは思っていませんが、それでもお金もらってる以上は作業をしっかりやってほしいものですね。

スプレーを使い切ったように見せるためのガス抜きが原因で、今回のガス爆発が起きてるんですよ?

アパマンの社長はスプレー缶の仕入れノルマなんてものはないと答えてますが、ノルマがないなら『作業をしたように見せるためのガス抜き』なんてする必要ないですよね。

消臭・抗菌のオプションをお客さんにきちんと説明したうえでお金をもらってるはずなので、お客さんとしてはその作業をしっかりやってもらわなければ困ります。

こういう目に見えない商品で多額のお金をとるのはまじで悪どい。しかも作業してないとなるとこれはもはや詐欺。アパマンの信用も地に落ちますね。

ノルマはときとして人の命に関わることもある

今回のガス爆発では、半径100m規模の爆発だったにも関わらず死人が0だったのは奇跡としか言いようがありません。不幸中の幸い。

でも、アパマンのスプレーノルマだけじゃなく、社員に過度なノルマを課してる企業は、ノルマが原因でいつ人の命が亡くなるかはわからないということだけは覚えといた方がいいですよ。

実際に日経新聞販売店の元所長は、日経本社ビルのトイレで抗議の焼身自殺をしてます。

これは押し紙問題に苦しんだ末、本社から切り捨てられたことに対しての抗議だったと言われていますね。

押し紙というノルマが人の生活を苦しめ、自殺に追いやったんです。

新聞社は報じないけど、これもノルマのせいで人が亡くなってる例ですよね。

人は人が思ってる以上に簡単に死にますよ。過度なノルマが横行してる企業の管理職のみなさん。不用意な言動で部下を追い込まないように気をつけましょうね。