コラム

W杯を立会い出産で休んだ選手のことは世界的に取り上げられるべきニュース

30代前半、まだまだ働き盛りの時期ですね。

会社内においてもそれなりの経験を積んで重要なポストに就いてる人が多い年代だと思います。

最近は出世欲がない人が増えたと言われてますが、出世するしないに関わらず社会に出て働いていれば大事な決断を迫られることは多々ありますよね。

今朝のヤフーニュースでちらっと見かけた記事に、素晴らしい決断をした海外のサッカー選手のことが書かれてたので、これについて少しぼくなりの考えを書いておきます。

W杯よりも出産を優先した選手

2018年はW杯イヤーということで、連日サッカーの話題で盛り上がってますね。

その中で、立ち会い出産を理由にW杯の決勝トーナメントを欠場していたイングランド代表選手が話題になってます。

イングランド代表の監督のコメントが素晴らしい

「人生には、サッカーよりも重要なことがいくつかある。これは大きな大会だが、家族はもっと重要だ」

「こんな時、家族を大事にしたい選手は他人の支持を得なければならない。だが、われわれは幸運なことに、良いパーソナリティ、良いメンタリティーを通じたメンバーが信じられないほどの絆を持っている」

「あなたの子どもが生まれる時は、あなたの人生の中で一日しかない。私の父親の世代では違う見方をするかもしれないが、家族のためを考えるとそこにいなければならない」

サッカーにおける監督とは、一般社会で言えば「上司」にあたる存在。その上司が仕事よりも家族を優先したことに対して称賛してることが何よりも素晴らしいんですよね。

これを文化のちがいと言ってしまえばそれまで。それ以上の発展はありませんが、こういった素晴らしい記事が日本のおじさんたちに届いてほしいんです。

我が子の出産は人生に一度しかないチャンス

W杯は四年に一度、定期的に開催される国際的なサッカーの大会。

ですが毎回出場できるとは限りません。

日本は1998年から4大会連続出場してますが、これも当たり前のことではないんです。

これはもちろん強豪国であるイングランドにも同じことが言えます。

サッカーがスポーツである以上、いくら強いチームと言えど何かの拍子に負けてしまうことだってありえます。

2018年大会は特に決勝トーナメント1回戦で強豪国が敗退してるぐらいなので、どんなチームでも条件は同じ。

まだ28歳のイングランド選手も、四年後は32歳。世界的な大会で戦うには年齢的にもギリギリです。

四年後にチャンスがあるかどうかわからない状況で、それでも立ち会い出産を優先したことは素晴らしい決断ですよね。

我が子の出産は人生に一回しかない

W杯はまだ出場のチャンスがあるかもしれない。けれど我が子の出産はその人生において一回きりなんです。

今回のイングランド選手の場合、3人目の出産ということでした。

こんなとき日本のおっさんなら「3人もいるんだから立ち会う必要ないだろ」なんて言いかねないですがそれはちがいます。

子どもが何人いようと3番目の子どもは世界に1人だけなんですよ。

そこを見間違えないで自分の家族を優先したイングランド選手は称賛こそされど批判をされる筋合いはありません。

Twitterでも立ち会い出産の決断は称賛の嵐

これだけ価値観は変わってます。

昔は家族より仕事優先が美徳だったのかもしれないけど、そろそろ時代が変わってることに古い経営陣も気づいてほしいですね。

小さな仕事で消耗してる場合じゃない

W杯という大舞台でこれだけの決断をした人がいるのに、日常的な小さな仕事に追われて家族を優先できない日本の企業は確実にヤバいと思います。

大した仕事でもないのに家族のことを優先させてくれないような企業はこれからどんどん淘汰されていくべき。

家族あっての仕事なんですよ。

ぼくなんか結婚してなかったらロクに仕事なんかしてない人生だって言い切れる自信しかないです。

今だって労働なんて早く辞めたいと思ってるぐらいなんで、ホント独身だったらニート街道まっしぐらですわ。

こういう素晴らしい話題はもっともっと大きく取り上げてもいいと思うんですよね。

「さすが英国紳士」とか言ってる場合じゃないですよ。ホント。

参考:さすが英国紳士…28歳DFが“出産立会い”でW杯を欠場、指揮官はその姿勢を称賛(ゲキサカ) – Yahoo!ニュース